マレット研究室ー初めにー
このマレット研究室では、
Ensemble Philiaが使っているマレットを紹介し、そして、マレットについて、マレット巻きについて
わたくし、Ensemble Philia マレット担当のsu*がイロイロ研究したことを発表しちゃいます。
この記事から 一番下の 次の記事へ で順番に読むことがでいます!
まずは・・・
Ensemble Philiaはどんなマレットを使っているのか?!
どんな、メーカーのものを使っているのか を紹介したいと思います。
時々、そういう質問を受けることがありますので。
それに、どのマレットにするか・・・これは最初に一歩ですものね。
皆さんは何種類くらいのマレットを持っていますか?
マリンバを始めたころ・・・
マレットは持っていて2~3種類でした。よく使っていたのは、
Sato マレット
硬さは、ミディアム と ミディアムハード と ミディアムソフト
YAMAHAのマレットもよく使っていました。
その中でもよく使っていたのは、緑色のマレット、ミディアムでした。
あまりによく使うので、巻きなおすことを知らなかった私たちはそれを消耗するたびに買っていました。
中学生になり、ブラスバンドに入って、中2くらいになったころ、
巻き直す方法を覚えて、
はて・・・どうしたものか・・・この同じ硬さのものをどう使おうかしら?!
と考え始めたのがマレット研究のきっかけです。
さて、実は、その時使っていたマレット、
今はマリンバにはほとんど使っていません。
Sato のマレットも YAMAHA のマレットも ラタンシャフト ですが、
私たちは、今は ウッドシャフトのマレットを使っています。
と言っても、そのままにしていては、もったいない!
ラタンシャフトのマレットは他の楽器に使っています。
sus.Cymやウッドブロック、トムトム、、、打楽器は様々です。
綿巻きにしたり、フェルトをつけたり、
巻き方一つで色んな楽器に使えます。
ウッドシャフトのマレット
グリップをバートンからスティーブンスに変えたのを機に
また、バッハの作品を取り上げるようになって、ウッドシャフトを使うようになりました。
よく使っているマレット達は、
アダムス ヴァンサイス モデル
マレテック スティーブンス モデル
イノヴェーティブパーカッション マークフォード モデル
アンコールマレット ナンシーゼルツマン モデル
今、他にもたくさんのマレットがありますが、中心に使っているのは これらです。
私が生徒たちにどれがいいかと聞かれたら、これらをおすすめしています。
ある楽器屋さんは、このマレットを注文したら
「伊藤さんのお弟子さんですか?」と聞くらしい。。。
しかし、これらのマレットでもともと巻かれていた毛糸がそのままで
買ったままの状態になっているものはありません。
もはや、原型をとどめず・・・。
実のところ、そのままで使えるかどうかは、それぞれの好みもあります。
私は、好みに合わないものもありましたが、
でも、どうせ巻き直しをしなければならないのです。
だから、それを自分好みにできたら・・・、
活躍できるマレットの種類は広がりますよね。
でも、もう一つ注意する点は、
メソードやテクニックなどが違ったら音も変わってくるはず、
誰かが使っているマレットの同じものを買っても、同じ音は出ない。
ということです。
でもまぁ ここで、それを言い始めるとこれを書いている意味がないので。。。
でも、でも、そういうことだけではなく、逆に、
どんなマレットを使っているかで奏法も変わってくるのです。
だからこそ、マレット選びは重要です!
もしかしたら、マレットを変えることで
できなかったテクニックや音を作ることが可能になるかもしれません。
と・・・前触れが長くなりそうなので、ここらで・・・
マレット研究室では、グリップやシャフトが違っても、役に立ちそうな基本的なことから、
私がこだわっていることまで、紹介していけたらと思っています。